ブライトン戦振り返り
目次:
メンバー
前半
後半
ブライトン戦から見えた3つのこと
①タヴァレスの将来は?
②ラカゼットと次節の布陣
③遠のくトップ4-背水の陣のアーセナル
メンバー
ベンチ:
レノ
ホールディング
エンケティア
エルネニー
ペペ
タヴァレス
アズィーズ
スワンソン
ハッチンソン
今季中にティアニーが復帰できず、前節タヴァレスはハーフタイムで交代、加えてパーティも離脱ということで、今季最終盤も見据えて左サイドバックと中盤をどうするかが注目を集めたメンバー選考だったが、アルテタが下した決断はジャカを左サイドバックに、アンカーをロコンガ一人に任せる、というものだった。
また、前節は体調不良でベンチを外れたペペが復帰、フローレスとローテーションするような形でハッチンソンも再びベンチ入りした。そして、ローンを打ち切ってアーセナルユースに帰ってきたミゲル・アズィーズが久々のプレミアリーグベンチ入りを果たした。
前半
率直に言えば、非常に残念な45分間となってしまった。ジャカが左サイドバックとして悪いプレイを見せている、というわけではないのだが、メンバーを色々といじった影響なのか、それともまだコンディション面に問題があるのか、選手たちは思うようなプレイを見せられなかった。スミスロウとウーデゴールのダブル中盤体制はこれまで機能した印象がないが、この試合でも同様だった。
また、これもロコンガにパーティのように独力で数人をかわして前にボールを展開する、のようなプレイを期待するのも無茶なはなしなのだが、完全にブライトンに中央は抑え込まれてしまっていた。
チーム全体でラインを押し上げようとしたところを左サイドの裏を取られ、そこから失点、1点ビハインドでハーフタイムを迎えることとなった
内容的には妥当と言えるスコアではあったが、実際にはその直前にマルティネッリの幻のゴールがあった。VARによる映像でも何とも判別しがたい、というケースで、これが取り消しとなったのは少々不可解だった。
後半
内容が内容だけに、ハーフタイムでの交代なしは、前節素早く動いたことを考えると少し驚きだったと言えるかもしれない。
その後多少は改善し、ボール保持率も上がりはしたものの、トロサールに素晴らしいゴールを決められてしまったのもあり、大筋の流れとしては変わらなかった。
試合終盤にウーデゴールが長距離からのゴールで一点を返したものの、それが限界で、ガブリエルやラムズデールも前線に上がって攻め立てたが同点弾はならなかった。