アルテタアーセナルの新戦力通知表 その1 2020/21編

アーセナルの直近の選手補強を考察します。まずは2020/21編、ガブリエルやトーマス・パーティが登場します!
山中拓磨 2022.03.04
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アルテタがアーセナルの監督に就任してから二年以上が経ったが、ついにチームのピースがきちんと必要な場所で輝きだし、内容面で進歩が見えるだけでなく、順位表でも4位が争いに堂々参戦、波に乗っているアーセナル。

もちろんまだシーズン終了まで何が起こるかはわからないが、残りの15試合でよほどのことがない限りは、仮にCL出場権を逃したとしても、この2年でアルテタは見事アーセナルを立て直し、軌道に再び乗せたと言う結論が下せるだろう。

また、クラブは2020年の時点でアルテタの肩書をHead Coachから、アーセン・ベンゲル時代と同じ"Manager"に変更しており、移籍などの動きを見ても、テクニカルディレクターエドゥと明確な上下関係があるわけではなく、二人共同でチーム全体を司っているようだ。

したがって、単なる試合や練習でのコーチングだけではなく、長期的なチーム作りや選手獲得などもある程度はアルテタの責任の範疇ということになるはずだ。今回はManagerのそちら側の仕事に焦点を当て、アルテタ監督就任以降のアーセナルの選手獲得を見ていこうと思う(監督就任直後の冬の移籍市場に獲得した選手は対象から除いてある)。

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  • ガブリエル: S
  • ウィリアン: D
  • トーマス・パーティ: B
  • ルナルソン: C
  • マット・ライアン: B

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